はじめに、「GIGAスクール構想」の取りまとめに関わったという教育関係者の一言を紹介します。「今回の校内通信ネットワーク整備事業の補助金は凄いよ。震災復興対策並みだ。表といわれる“国庫補助”で5割、裏と呼ばれている“交付税措置”で3割。全体の8割が補助される。これだけ手厚い補助があって、この機会に学校のICT環境整備をしない自治体があったとしたら、本当に完全に取り残される。そんな自治体の児童生徒は不幸すぎる」。たとえ首長や議会、教育委員会や校長会が、なぜそこまで早急にICT環境整備をやれなければならないのか、どうやったらいいのか、わからないとしても、いまはとにかく始めなければなりません。あなたの自治体の子どもたちのために。いますぐ。

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学校内の情報端末(PCやタブレット)とインターネットを接続する重要な設備、校内LAN。中でも無線LAN(Wi-Fi)は、ICTの俗称(I:いつもC:ちょっとT:トラブル)の代名詞といわれ、多くの現場の教師たちをICT活用から遠ざける大きな原因となってきました。

授業を始めようとしたらアプリや資料がダウロードできない、回答を回収しようとしたら繋がらない、動画を再生しようとしたら固まった、などなど、ICTを授業で使いたくなくなる大きな原因とされてきました。しかし、その原因の多くは利用状況に適した設備が整備されていないことです。

端末10台~20台接続可能なAP(アクセスポイント)機器で1クラス40台を一気に繋いでみようとしたり、6クラスあるフロアに1台のAPだったり。以前は、とくに先進校などで公開授業を行ったときに限って、普段利用しない環境になって「Wi-Fiがつながらない」実態を見てしまい、「やっぱりICTは使えない」となることも多かったようです。

もちろん校内LANには問題ないのに、学校から外部への接続で容量不足やセキュリティ管理でつながらないというケースもあるようです。そうした課題も一気に解決しようというのが「GIGAスクール構想」です。

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